THE AI 2018 2nd に行ってみた
六本木ヒルズの森ビル内にあるアカデミーヒルズにて開催されたTHE AI 2018 2ndに参加しました。
AIというお題目ではあるものの、
データ分析の話がメインだったり、
インタフェースの話がメインだったり、
製品紹介()の話がメインだったり、
講演者により内容は様々でした。
一番の収穫は、サイバーエージェントさんのブースでCS系の課題解決の話をちらっと聞けたことです。
悩みどころは同じ業界だから共感するところもありましたが、アプローチの仕方は会社それぞれのようです。
名刺交換もしたし今度お話を聞いてみたいと思います。
他のブースでももっと話を聞けばよかったなぁと思いつつ、コミュ障なので聞けたのは2, 3ブースだけでした。
ちゃんと人と喋れるようになりたい…。
以下、私が見た講演のうち2講演の感想(+小話)を載せておきます。
基調講演
落合さんの講演。
名前はよく聞いていたけれど、講演を聞くのはこれが初めてでした。
メモはGithubにあげています。
memo/fundamental.md at master · upscent/memo · GitHub
とにかく話の密度が高い。
現状のデバイスを利用できない・しづらい人にどういうソリューションを提供していくかとか、 日本が人口減少・高齢化がより進んでいく中で今後どういう戦略をとっていくべきかとか、 AIという話題に限定しない視野の広い話題が多かったです。
ちなみに、落合さんの一番言いたいことは
世を捨てよ、クマを狩ろう
です。
もともと狩猟民族だし、短期スパンで課題解決できるような何かをやってみよう!ということらしいです。
個人的に気になったのは Ontenna (耳の聞こえない人のための振動デバイス) 。
これを見て、以前耳で聞かない(!?)演奏会をやっていたのを思い出して 行けばよかったーーーーと後悔していたのですが、 好評だったようでなんと8月27日も演奏会があるらしい…!
これは行くしかない。
日本の事業価値を(再)創造するマイクロソフト AI
創業100年以上の老舗「ゑびや大食堂・ゑびや商店」の事例集。
定量的なデータを集計して来客数予測をしたり、来店するお客さんのデータを画像解析で自動集計するようにしたりして、今まで勘でやってきてたところを根拠付けてやっていったというお話でした。
BIツールの使い方にも触れているところがありました。
経営者と現場ではやってるタスクが違うから見たい情報が異なるのは当たり前で、BIツールでもそれぞれの立場から見たい情報がちゃんと見れるようになっているそうです。
カスタマーサポートスタッフ向けの管理ツールを作っている身としては、この辺の話はたしかになと思うところがありました。
to Cの CRE(Custmomer Reliability Engineer) の場合は現場のオペレーションをエンジニアがやるわけではないため管理ツールで出してる情報と現場スタッフの欲しい情報に乖離が発生しやすいのは課題です。
現場が欲しい情報のみを表示するように心がけてはいるものの、定期的にヒアリングするなりして現状のツールが問題ないか & 足りない部分はないかは常にチェックしていかないとなと思ったところでした。
小話
森ビルの前に大量発生していたドラえもん
夏休みのせいかちびっこも多くて賑やかでした。
六本木には会社の用事があるとき以外ほとんど行ったことがないので、今度遊びに行ってみたいです。